東大まさかの46位! 世界大学ランキング2018

今回の投稿では、英国の The Times Higher Education が発表した世界大学ランキング 2018 について紹介していきます。

まず、1位から10位まで見ていきましょう。


1位 オックスフォード大学 (University of Oxford)

2位 ケンブリッジ大学 (University of Cambridge)

3位 カリフォルニア工科大学 (California Institute of Technology)

4位 スタンフォード大学 (Stanford University)

5位 マサチューセッツ工科大学 (Massachusettes Institute of Technology)

6位 ハーバード大学 (Harvard University)

7位 プリンストン大学 (Princenton University)

8位 インペリアル・カレッジ・ロンドン (Imperial College London)

9位 シカゴ大学 (University of Chicago)

10位 スイス連邦工科大学 (Swiss Federal Institute of Technology Zurich)


名だたる有名校がひしめいていますね。

ハーバード大学が6位というのは意外でした (てっきり1番だと思っていたので)。

上位陣はその年その年によって順位が変わっているため、あくまで今年はということでしょう。

11位以降に関しても、アメリカの大学が過半数を占めており、アメリカの国際的な強さがうかがえます。(詳細は世界大学ランキングをご覧ください。)

さて、われらが日本の東京大学は何位だったのでしょうか

なんと前回の39位から順位を落として46位でした。

毎年順位を落としている気がします。

国内2位の京都大学は70位以内に入れていない。大阪大学や東京工業大学に関しては、100位にも入っていない。

筆者としては、日本の大学の順位がふるわない理由は、研究や教育のレベルが問題なのではなくて、大学があまり国際的ではないからだと考えています。(日本の大学生は勉強しないとよくいわれますが、その点が大学の国際順位に強く影響しているかはよくわかりません。)

現に、日本の大学はInternational outlook (国際的な見栄え) の点数が非常に低いです。

日本の大学が国際的な評価を上げるためには、外国人留学生をもっと積極的に受け入れ、英語で開講する授業を増やさなければなりません。(おそらく、そういった議論は政治家や大学の先生の間でとっくにされているでしょうが。)

とはいっても、今の日本の大学が受け入れ態勢をすぐに整えるのは難しいです。

実際、私が学部時代にお世話になった教授も、今すぐに英語で授業を開講するのは厳しいと述べていました。

日本の大学が何を目指すべきなのかはこれからもずっと議論されていくと思います。

また、大学に入る前の小中高における教育 (例えば、英語教育など) をどうするかという議論も、これからどんどん盛んにおこなわれていくでしょう。

日本人の学力低下問題”と”日本人が英語とどのように向き合っていくべきか”に関しては、よい本があるのでここで紹介しておきます。


学力低下は錯覚である 神永正博

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学力低下問題について、統計をもとに分析、考察した本です。

著者が導いた結論は、少子化一様な教育が原因で、学生の学力が低下しているように見えているだけというものです。(簡単にいうと、今までレベルの高い大学に入れなかった学生が、少子化のおかけでそうした大学に入れるようになったということ。大学の教員側からしてみれば、学生の質が落ちているように感じる。)

また、国際学力テストの順位に関しても、母集団が増えたために日本の順位が落ちただけで、相対的な日本の順位はあくまで変わっていません

テレビやネットで誇張される表現を鵜呑みにせず、統計に基づいた議論がしっかりとなされるべきだと気づかせてくれる本です。

英語襲来と日本人 斎藤兆史

英語襲来と日本人 今なお続く苦悶と狂乱(中公文庫)

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英語襲来と日本人は、江戸時代から現代までを振り返りながら、“日本人がどのように英語と向き合ってきたか”、“日本人にとって英語とは何なのか”を検証しています。

とくに、日本に定住したはじめての英語母語話者、ウイリアム・アダムズの話や日本からアメリカに渡った人物・ジョン万次郎の話、「学問のすゝめ」で有名な福沢諭吉の話、英語エリートの新渡戸稲造の話が取り上げられています。

教科書や参考書がほとんどなかった時代だけに、彼ら (とくに福沢諭吉) の英語に対する頑張りや姿勢からは多くのことを学べます。

また、本書は英語に関する以下の3つの注意点を教えてくれます。

①日本語と英語が構想的にかけ離れた言語である以上、言語の発達期を過ぎた日本語の母語話者をただ英語漬けにしただけでは、挨拶はうまくなるかもしれないが、文法的に正しく、内容的に高度な文章を操る英語使いにはならない。

極端な外国語学習をおこなえば、かならず母語の習得に支障をきたす。さらには言語文化の変質を引き起こす。

③本当に大事なのは英語力ではなく、時代の動きを正確に見極め、それに俊敏に対応する能力のほうである。


ちなみに、私の留学先であるミュンヘン工科大学41位でした。レベルの高い大学だとは知っていましたが、こうして改めて順位を見ると感動を覚えます (笑)。


海外留学を考えている方へ

高校を卒業後に正規留学を考えている方、日本の有名大学から交換留学を考えている方は一度世界大学ランキングを参考にしてみてください。

とくに、ドイツ留学に興味のある方は、本ブログのドイツ留学ページもご覧ください。


最後に、大学のランキングももちろん大事ですが、大学で何を学んでどう成長するかのほうが重要だと私は思っています。

レベルの高い大学に入っても、大学生活を通してよい経験を積めなければその次につながりません。

今一度、自分のやりたいことや大学で勉強する意義を自分自身に問いかけましょう (筆者自身にも向けつつ)。


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